平和への温度差

 
今年の8月6日は

実は、初めて広島県外にいました。

お友達とログハウスへお泊り顔

もちろん、

外で遊んでいた子ども達を呼び集め、

8時15分はNHKの放送に合わせて

黙とう。。。

子ども達も園や小学校で

当たり前のように平和学習をしているので

一緒に黙とう・・・。

そこで、すごく違和感を感じました。

サイレンが聞こえないんです。

実はあのサイレンが鳴り響くのは

広島だけ?なのかな…。

あと、長崎も?

広島で生まれ育った私たちは

戦争は絶対にしたらいけない。

争いは繰り返したらいけない。

と、愛する家族を亡くし苦しんだ

実際の話しを 何度も聞いてきました。

そして、幼稚園や保育園で働いていたのもあって

大人になっても、毎年夏には

子ども達と一緒に戦争について

平和について考えていっていました。

それが 日本は 当たり前だと

思っていましたが

お隣の島根県にいましたが

サイレンはならないし

広島ではどの局でも

平和記念式典の放送になりますが

(※地デジになった時にどの局も同じ番組をしたように)

県外ではNHKでしか

その放送はしていませんでした。

通常の番組を笑いながら放送しています。

とても温度差を感じました。

戦争は広島や長崎だけの問題

だったのでしょうか・・・?

天災と違い、人が起こした

悲しい歴史なのに

この温度差では、県外の方は

69年も経てば、もうあったかどうかも分からない

昔話のような感覚なのかな…。と感じてしまいます。

きっと、集団自衛権によって

日本の自衛隊員が戦争で命を落とす日が

来るのだろうと思います。

争いは繰り返しませんから…。

安らかに眠って下さい…。

誰に約束をしたのでしょうか…。

また、繰り返すのでしょうか。

直接被害を受けていない第三者を

日本は攻撃しに行くのでしょうか…。

きれいごとではもう国を守れないのかもしれませんが

戦力でねじふせたら

戦力で向かって来られる

分かっていることなのに

お国お守る為に戦うのでしょうか…?

子ども達に

お友達に意地悪したらダメだよ。

お友達に暴力をふるったらだめだよ。

痛いよ。悲しいよ。

と伝えてきていましたが、

これからは

大切なお友達がやられてたら

自分は何もされていなくても

相手をやっつけたらいいよ!

と教える。ってことでしょうか?

集団自衛権って本当に必要なのでしょうか?

日本は平和な国な方だとは思いますが

もっと・・・

言葉に出来ませんが

考えさせられる 温度差でした。