もしかして発達障がい?生きづらさ、関わりにくさを感じていませんか?の講座

 

もう先月になりまますが

廿日市市のあいプラザで行われた

『もしかして発達障がい?

~生きづらさ、関わりづらさを感じていませんか?~』

という講座の子ども編に参加してきました。

 

くれよんの藤岡先生のお話しでした。

たくさんの子どもさんを見てこられている藤岡先生のお話は

保育士の時から聞かせて頂くこともあり

大変分かりやすくて 為になるお話しをして下さいます!

 

子育てをしていると育児書通り完璧な子どもって誰1人いないんです。

少し周りの子と違ったら もしかしたら何かしらの障害があるの?

なんて不安になることはきっと誰でもあると思いますので

この講座の中で私が感じたことを皆さんにもお伝えしますね。

 

今はメディアでも発達障がいのことを取り上げるので

多くの方が 見聞きすることはあると思います。

発達障がいと一言で言っても

色々なタイプ 個性 があって

そのお子さんに合った支援や関りが必要となります。

 

そもそも 発達障がい って何だろう?

じゃあ 普通 って何だろう?

どこまでが個性なの?

昔は困った子 もしくは社会不適応児 という風に見られていたかもしれませんが

今は 社会の理解も深まってきているそうです!

 

そもそも日本の風土は

自分自身の主張よりみんなで合わせてうまくやっていこう!

あなただけいいよー!ではなく、みんなが同じように平等に行動しないと!

という空気がありますよね?

なので 一時期 KY「空気読めない」なんて言葉も流行したり

大人の求める行動できる子が良い子!という感じも確かにありますよね(^^;

 

なので 発達障がい = 困った子 中には悪い子と捉えてしまう方もいるかもしれません。

実際に「うちの子が悪い子って言うんですか!?」と認められなかった保護者の方もいらっしゃいました。

 

だけど 発達障がい関係なく

子育ての目的は

基本20歳(成人)で「親離れ・子離れ」

子どもが他者とは違った「自分らしさ」を獲得し

社会に適応し自立するその力をつける

ことです。

自立に必要なこと

人は1人では生きていけないので

『社会や人と繋ががり』

『心身の健康』

そしてとっても大切なのが

『自信』

です。

『自立』に必要不可欠なのが『自信』

その『自信』にとっても大切なのが『自己肯定感』です。

実は私の教室でも すべてがこの『自己肯定感』に繋げるためにしています(*^^*)

自己肯定感 とは 私は人と違っても私は私でいいんだ!

私は苦手なことがあるけど、できることだっていっぱいあるぞ!

と良い所も悪い所もありのままの自分を受け入れれる感情

私は生きていて良い存在なんだ!と思えれることです。

小さなお子さんは もちろん大きなお子さんだって 赤ちゃんだって 大好きな家族の人に

『あなたはなんて可愛いの♡あなたのことが大好きよ』という気持ちを伝えるのが1番です♪

私のお教室に来た方は 心あたりありますよね(*^^*)

 

怒らない子育てを進める訳ではありませんが、怒られてばかりいる子が

自分は良い子なんだ!自分はすてきな人なんだ!大切な人なんだ!と思えれるでしょうか?

そうは なりませんよね(^^;?

なので自分を傷付けることを言う人に反抗的な態度をとることもあります。

そこは大人の言葉替え1つで変わったりするのですが長くなるので

また気になる方は イヤイヤ期の講座にぜひご参加下さい(*^^*)

 

発達障がいのお子さんは認知の特性で

周りと違う行動や ものの捉え方をしたり

一緒の行動がとれないことも多いので

注意されることがどうしても増えてしまいます。

すると自己肯定感が下がります…。

すると本人の生きづらさに繋がっていきます…。

 

発達障がいがあっても なくても自信を持っている人は日本人は少ないそうです!

 

確かに『私自信あります!』なんてドラマの中でしか聞かないかもですよね(^^;

ちなみに『自分には長所がある!』というアンケートでも上記の7か国の中で最下位でした…。

 

発達障がいがあってもなくても 生きづらさを感じている子どもは多いと思いますが

特に 怒られることが増えてしまう発達障がいの子達は 生きづらさが

大人も関わりづらさをかかえているのではないでしょうか?

社会に理解が増えて来た分 情報があふれている分

もしかしたら うちの子 発達障がいですか?

という相談も増えているそうです!

1番多い相談は「しゃべらない」だそうです。

もうすぐ3歳になるのにしゃべらないと少し心配になりますよね…。

後は じっとしていない や 友達と遊ばない。 などだそうです。

だけど 気になる姿は年齢や環境で変化するそうです。

例えば 2~3才はじっとしていなくても気になりませんが

小学校の授業中で同じ状態だと心配になりますよね(>_<)

発達が気になる時に大事なことは

早めに専門機関に相談することだそうです!

 

 

発達障がいの診断は 子どもの年齢やおかれている環境など

症状があるだけでは診断はつかないそうです。

診断のメリットとしては それだけ早く支援や治療が受けられるので

親の関わり方も、その後の集団生活の中も、より良く変わってきます!

 

 

そもそも 発達障がいとは

*脳の働き方に偏りがある

*物事のとらえ方や行動に目立った違いが表れる

*日常生活に困難が生じる状態

だそうです。

脳の働き方に偏りがあるとは

例えば 文字が良く分かる 興味のあることはすごく集中して調べることができる

だけど 人と話すのが苦手 話を意味を理解できない などなど

出来る事と出来ない事の差が極端に大きいことを表すそうです。

 

我が家のお兄ちゃんも年少の時に実は発達検査を進められて 受けたことがあります。

診断こそ つかなかったのですが やはり こだわりの強さ 敏感さ 理解出来る事と出来ない事の差が大きかった印象があります。

結果 そういうタイプだと受け入れることで 苦手なことがたくさんある中でも わりと素直に育ってくれているのではないかなと思います (現段階では(笑))

本当に早く知る 対応も学ぶことで 誰だって苦手なことがあるので 発達障がいがあっても なくても子育ての対応のためにはなりました!!

 

これだけが絶対ではないですし いろんなタイプがいますが

年齢ごとの 発達の偏りのポイントです。

  

 

コミュニケーションがとりにくいとは 一方的なパターンが多いそうです。

 

     

本人は集団行動がきっとつらいでしょうね…。

 

そして発達障がいの大きく分けた4つタイプ

1~3.4歳頃に診断を付けることが可能なASD

 

3.4歳~12歳ごろに診断をつけることが可能なADHD

 

 

 

ただこの4つのタイプにくっきり分かれるのではなくて

この4つが混ざり合っていて いろんな症状が多かれ少なかれ混ざり合うので

診断名が変わる事もあれば 対応も支援もその子 その子で違ってくるのです。

 

なので 大好きなお子さんが こんな生きづらさを抱えているのなら

少しでも 楽にしてあげたいですよね?

 

発達障がいは治るものではないので ゴールは適切な支援によって 生活のしにくさ 生きづらさを少なくすること

自己肯定感をなくさないようにすることだそうです!

 

うちの子の様に発達障がいとは診断は出ないものの すごく敏感な子どもさんって今けっこう多いと思います。

大人にとったら そんなこと! が その子にとって大ごと だったりするので

それを大人の感覚で否定し続けていくと 生きづらさ や自信のなさに繋がるのではないかと思います。

ちなみに今は5年生ですが みんな誰だってそうですが 苦手な事もあり だけど 良い所もたくさんあり 特に集団生活で困っていることはありません(*^^*)

 

今 他の子より… と気になっている方

変わらない性格 資質 ってあると思うので認めてあげることで

ママもお子さんも楽になると思いますよ!

また 発達障がいが気になる方 廿日市市は いくつか相談窓口がありますが

すべての機関で連携して下さるそうです!

↑見づらくてすみません(>_<)

あいプラザの中にも相談窓口があるそうです!

早期に専門の方に!が1番だと思います。

廿日市市の公立の保育園は 連携もとっていて 先生方も良く見て下さっているので気になっているなら担任の先生に相談してみるのも良いと思います!

集団にいると気になる箇所か気付けれることも多く まさかうちの子が!?と思う方もいると思います。

私も保育士時代 何人か 見てもらっていましたが まさか我が子が!?と最初 検査を勧められた時は思いましたが

どこが弱いか知るだけで

「お母さんはこう言ってるけど まだこの子には理解できてないから こういう言い方の方が良いと思うよ。」

などど 具体的なアドバイスも頂けて 良かったな。と思う事がたくさんありました!

 

この講座の中で言われていた

河村小児科の河村理英子先生の言葉の紹介で 

発達障がいの子どもは

変わっている子どもではなく

みんなと感じ方が違う子ども

困った子ではなく 

困っている子

付き合うのが難しい子ではなく

世の中で生きていくのが大変な子ども

分からないことをする子どもではなく

世の中の仕組みが分からない子ども

言うことを聞かない子どもではなく

言われたことを上手に理解できない子ども

 

だそうです。

本当にその通りだと思いました!

なんて温かい言葉なんだろうと思いました。

そして 思い通りにいかない子育て 

すべての幼い子ども達に言えるのではないかなとも思います(*^^*)

 

講座の後半は 発達障がいのお子さんの支援センターの対応や一日の流れなどの紹介もありました。

発達障がいの対応の話は どのお子さんにも 分かりやすい より理解しやすい有効な内容なので本当に勉強になります!

 

ちなみに記載すべて「発達障害」ではなく「発達障がい」と害がひらがなになっているのは

悪いことでも 害があることでもないからだそうです!

もし うちの子ってもしかして…とモヤモヤしている方がいらっしゃいましたら少しは参考になればと思います。

長文を最後まで読んで頂きありがとうございました(*^^*)

 樽岡 かおり