テレビに子守りはダメ!の理由

 
廿日市市の図書館が開催した

子どもと本の講座に参加してきました。

1回目は子どもの体調不良で残念ながら

行けなかったのですが

2回目は、『子どもの発達とえほん』

という、たくさんの発達支援や相談を受けている

藤岡先生の講座でしたので

とても興味もあり 楽しみにしていましたハート

実は以前、お世話になったこともあり挨拶をすると

たくさんの方々とお会いしている先生ですが

覚えていて下さり、本当に嬉しく思いました嬉しい

その講座に参加していたのは

子育て支援等に関わっておられるんだろうなという方が多く

現役の子育てママは数人でした。

その中でキッズマーマのNさんにも

お会いして、ビックリでしたラブ

講座の内容は 現役ママさんに

知っていて欲しいなと思うものでしたので

私が感じた様に お伝えしますね嬉しい

子育て中のママさんは

『テレビに子育てをさせたらダメ』

ということは、知っているけど

なんでダメなんだろう

と考えた事 ありますか?

もちろん 単純に考えて

親子のふれあいは減るのは分かりますよね顔

実は子どもさんの成長にも関わってくるんです!!

親が心配になる子というのは、だいたい

言葉が遅い とか 

動き回ってじっと出来ない とか

目が合わない お友達と遊べない

お友達を押したり かんだりする など
 

だと思いますが

もちろん成長に個人差もありますし

発達障害ということもあります

ただ、

テレビ漬けで育って そうなってしまった

お子さんも私は実際に見たこともありますぐすん

日本小児科医会では

10年もの間 調査や研究をし

メディア漬けの子育ての見直しを

していきましょう。と発していきました。

テレビやDVDって

いろんな音が鳴り 画面も色鮮やかで

子どもが興味をもつように作られていて

正直 すごく便利で 助かるんですよねキラキラ

けれど、テレビって一方的なんですよね。

コミュニケーションはとれないんですよね。

乳児期から長時間テレビ漬けになると

人との関わり方の基盤がとても弱いものになります。

私たち人間は唯一『ことば』を話す生き物で

多くの人と関わって生活をしていきます。

コミュニケーションがとれないと

友人関係も築きにくく

恋人にも愛情表現がうまく出来ず

社会に出て、どんなに仕事が出来ても

コミュニケーションが上手くとれないと

働くことは難しいですよね…。

※この辺りは反抗期の関わり方でも
お伝えしている所ですので特に共感出来ます。

人との関わりを築くには 

まずは身近な自分の世話をしてくれる大人と
(ママやパパや祖父母ですね!)

信頼関係を築くこと

つまり絆を作ることなんですねハート

しっかり愛情を受けながら 

お世話をしてもらうことなんですニコ顔

特に身体のふれあいや

心のスキンシップも大切ですハート

私のは愛されているんだわ~ハート

ママやパパは分かってくれているんだラブ

という安心感から人との関わりや社会性は

育っていきます。

それがついつい便利なTVやDVDに

長時間任せっぱなしになると


『ことば』の力が弱くなる

集中力が欠けてくる

攻撃的になる

想像力にかける

などから、社会性にも乏しくなってしまいます。

この講座で

『ことば』の力の大切さを改めて感じました。

『ことば』の力 = コミュニケーション

⇒社会性 に繋がりますし

実はすぐに、諦めたりすることや

考えて行動できないのも

『ことば』の力なんです。

例えば、

今日の夜ごはん何にしよう~?

キャベツとジャガイモと人参があるから…

あ!鶏肉もあった♪

え~っと そうだ! ポトフにしよなべ

と頭の中で思うことも全部『ことば』で

考えているんですよね!!

言われてみたら そうだ!

つまり『ことば』の力が弱いと

考えることが苦手だったり

途中で

あぁ~もういいやぐるぐる

今日 レトルトカレー噴出し

極端な例ですがあはは…

考えることを止めちゃって

とりあえず結果を出すような

短絡的な考えや行動になってしまうのです…。

 
私たち大人は今はしっかり向き合わないと

いけない時 など 状況によって対応出来ますが

小さなお子さんにそこは求められませんよねあはは…

実際にこの調査や研究された10年間で

運動不足、睡眠不足、コミュニケーション能力の低下などの結果

心身の発達の遅れや歪みが生じた事例が報告されているそうです。

それはごくわずかな発達障害などTVからそういった

影響を受けやすいお子さんだけでなく

子ども全体に関わってくることだそうです。

さらにTVやDVDより

影響がひどいのが

スマホ・タブレットだそうです。

テレビは設置されてない部屋や外に持ち運ぶっことは

難しいですが

スマホなどは持ち運びも簡単で

さらに1歳前から簡単に操作が出来て

ずっと見続けることも出来るので

言葉も出ない・目も合わない など

自閉症傾向になりやすいそうです。

これはテレビのような10年かけての研究など

ありませんが、10年も待っていたら

大変なことになる・・・。という状態です!!

今は大人でもスマホ中毒の方はいますよね。

やっぱりちょっと気になったことがスグに調べられるし

ついつい無料ゲームなどにハマってしまいますよね顔

今は便利なアプリもいっぱいで

子どもが夢中になる知育アプリから

グズる赤ちゃんを泣きやませるアプリ…

その時は子どもは良い子のなるかもしれませんが

実は、画面ばかり見て

お母さんとのふれあいすら薄れていっているんですよね。

泣いている赤ちゃんはママの温かな胸に包まれて

安心感を感じ泣きやみ

動かない絵本やお母さんのお話に

興味をもてなくなると

想像力や集中力・信頼性も欠けてしまいます…。

学生の時に好きな先生の授業は

良く聞いたり、勉強を頑張ったりしませんでしたか?

実は人との信頼性が 集中力や意欲にも

繋がっているんだと私は思います顔

人間関係が築きにくいこのままの環境では

私たち親が願う

優しい子に育って欲しい

という願いは根本的に難しくなっています泣

子どもの質が変わってきている

親の質も変わってきている

子育てしにくい環境だ と言われていますが

便利過ぎる身近な物が原因の1つだと

改めて気づかされました…。

先日 小学生の男の子を持つお母さんから

ゲームは土日だけにしてたけど

今は平日もOKにしたんよ…。と

しょうがなさそうに言っていました。

今は公園にゲームを持っていってするそうで

持っていってなかったら

仲間に入れないで

楽しくないとか…。

仲の良いお友達がそうなると

私もOKしちゃうかも…。

大人からしたら公園にまで行ってゲーム!?

と思ってしまいますが、

今の子ども達はそれがお友達との

付き合う手段なのかもしれません…。

もう 止められないかもしれませんが

親とのふれあいが 将来の社会性につながる

乳児期のお子さんがいらっしゃるママは

テレビやDVDを見させるな!

スマホばっかり見るな!とは

言いませんが、

私も含め、とてもそんな事、言えませんが

本当に大切な時期のこの数年

少しだけ 

モニターに目を向ける前に

お子さんに目を向ける習慣をつけることで

少しずつ変わっていくのではないかな~と思いますスキ

身近過ぎて気にも止めなかった

大切なことを 改めて感じた講座でしたw

もちろん えほんについても

たくさん伝えて下さいましたので

次回は えほんについても

みなさんに報告していきたいと思いますえほん

一般社団法人 日本小児科医会のサイトクリック

メディア漬けを見直そうクリック

スマホに子守りをさせないでクリック

お子さんを想って

変わろう!頑張ってみよう!

という気持ちになると 

きっとお子さんは応えてくれると思いますハート

長文を最後までお読み下さり

ありがとうございましたありがとう